ハイスペックの男性に 彼女が選ばれた理由は、相手を変えようとしなかったこと。

子供が欲しいと思い、真剣に結婚を考え始めた頃。母の旧知の友人が「娘がミヤビマッチングで活動して、とても良い旦那さんを見つけた！」と喜んでいらして…。そこで母と一緒に土居さんに会いに行くことにしました。数軒の結婚相談所を回り 比較しましたが、土居さんが一番話しやすく、私の意向を汲んでくださるところや、「こうでしょ」「こうしなさい」と決めつけられないのが良いと思いました。母も土居さん推しでした。

実際、活動中もいつ会っても面白いというか（笑）　笑顔で話を聞いてくれるので、何でも本音で話すことが出来ました。

相手に望む条件がけっこう多く、例えば「名古屋市内在住」「高収入」「大卒」など。申し込んでも申し込んでも断られる日々が続き、だんだんと申し込む相手が尽きてきたことぐらいですかね。 でも、望む条件を少しゆずって、申し込みを止めなかったことが、彼との出会いにつながったと思います。土居さんに毎月２０名必ず申し込むよう 言われていましたので、ダメなら次、ダメなら次といった感じでした。けっこん達成プログラムの講座でも「お断り理由は分からないので、いちいち気にしなくていい」と予め教わったこともあり、あまり深く気にしたり落ち込んだりせずに 淡々と申し込みを続けていました。断られるかもしれない、とか　私なんか… と思わないようにしたことも良かったのだと思います。どこにどんなご縁があるか分からないですし、あきらめずに 歩みを止めないよう 心がけました。

あまり期待せず、楽しく話せたらいいなぁ くらいの気持ちで、お見合いの席に着きました。彼は少し緊張した様子でしたが、話が違和感なく楽しく弾み、読んでいる小説の話になった時にお互いビックリしました。とてもマニアックで一般的なものではないので、感覚・感性の近さに意気投合しました。 

彼には 少しマニアックというか、女子にはウケの良くないであろう趣味があるのですが、それを交際初期の頃に「こんな趣味がありますが、受け入れてくれますか」と正直に聞かれたことをよく覚えています。「全然問題ない。大したことじゃないですよ」と答えたら、彼がとても安心した様子で喜んでくれました。お互いに趣味があり、それを尊重できるところも合っていたと思います。いつもベッタリ一緒に居るよりも、それぞれ自分の世界があって、ひとりで過ごす時間も必要ですから。あとは、普通に話ができる ということも私のなかで大きかったですね。緊張したり、なかなか自分が出せなかった私が、彼には自然と話ができて、一緒に居て楽だと感じられました。

老舗ホテルのフレンチ個室で、１０８本のバラをもらいました。「結婚してください」とシンプルに言ってくれて、嬉しかったですね。事前に土居さんと彼本人からも「この日にプロポーズだから」と聞かされていたので、プロポーズされることは分かっていましたが（笑）それでもすごく嬉しかったです。彼の家に代々伝わる婚約指輪もその場で はめてもらい、本当に感激でした。

たくさん有りますが、彼の「器の大きさ」が一番の決め手だったと思います。私のやりたいこと、考えていること、将来の生活スタイル、仕事を辞めるか続けるかなど。いつも私の気持ちを尊重してくれました。私が家族とゴルフをしたり、海外旅行へ出かけることも喜んで送り出してくれて、私のしたいことをしたいようにと 自由にさせてくれました。あとは、常に話し合おうとしてくれるところですかね。どんなことも勝手に進めないで、必ず私の意思を確認してくれる「優しさ」があって、安心できました。私の家族・親類にも医師が多く、彼の仕事をよく理解できましたし、育った家庭環境が似ているということも居心地が良いと感じる理由だと思います。